ヘルプデスクQ&A集

こんな時はヘルプデスクの出番です!

ここでは、これまでにかながわ産の食材を給食に取り入れるために、実際にヘルプデスクで行ってきたアドバイスや食材調達支援、お問合せの内容を紹介しています。

なかには、「予約をしていたが県産のものは天候不順の影響で量が確保できず、他県産に変更せざるを得なかった」といったケースもありますが、ここに事例のないものにもどんどん対応していきますので、ご相談ください。

県産食材についてのQ&A

「県産をなるべく使いたいが、いつ、どんなものがあるのか分からない。あったとしても高いのでは?」

まずはヘルプデスクにご相談ください。各市町村、学校、調理場の規模や地域に合った個別の調達のお手伝いをします。

食材調達支援事例

1. A市教育委員会給食担当者さんからのお問合せ

「市内全学校での統一献立(3地区に分けて実施)で『かながわ産品学校給食デー』を実施したい。
平成20年7月~平成21年3月までの献立予定表を送付するので、県内産で使える食材を教えてほしい

  • ヘルプデスクで献立予定表の中から県産で使えそうな食材をピックアップして、市全体の使用量を試算して、それをもとに、A市の卸売市場の青果担当者さんと検討。
  • 水産物について、県学校給食会と県漁業協同組合連合会との調整を依頼。
  • じゃがいも すいか かぼちゃ きゅうり 小松菜 大根などが給食で使えることになりました。
  • 水産物は、ひじきと海苔が使えることになりました。

2. B市立小学校栄養士さんからのお問合せ

「情報紙『季節のおすすめかながわ産品♪第1号』で紹介されていた県産のとうがんを自校献立で使いたい。どうすれば手に入れられるか

  • B市の卸売市場に使用予定日と数量をお知らせして、調達可能かどうかを確認。
  • 可能との返事を頂いたので、その旨を学校にお知らせ。学校から県産のとうがんの仕入れを発注し、無事に給食で使うことができました。

3. 県立C養護学校栄養士さんからのお問合せ

七夕の行事食で使用できる県産食材を教えてほしい。

  • 県産小麦を使った素麺を作っている業者があり、県給食会で扱えるように調整しました。
  • 県産小麦を使ったおいしい七夕素麺を子どもたちに提供できました。

関連学習についてのQ&A

「県産食材を題材にした学習をしたい。」

ヘルプデスクにご相談ください。県農業振興課と連携して適当な生産・流通の講師の派遣・あっせんをします。また、生産・流通現場の見学施設の紹介など、関連学習のサポートをします。

関連学習サポート事例

1. E小学校教育研究会栄養部会担当者さんからのお問合せ

神奈川のキウイフルーツの生産・出荷の現場を視察したい。県産キウイは給食でも使っており、子どもたちへの食育の教材にもなるので勉強したい。」

  • 神奈川県のキウイフルーツの産地である南足柄のJAかながわ西湘さんに協力を依頼しました。生産者に説明をしてもらいながら、キウイフルーツ畑と選果場、低温倉庫を見学しました。

2. F市立小学校栄養士さんからのお問合せ

「農家の方から有機農法や野菜づくりへの思いのお話を聞くという生活科の授業がある。今までお願いしていた方が都合でできなくなり、話をして下さる農家の方を探しているので紹介してほしい。

  • 環境保全型農業を行っている「さがみはらトマト倶楽部」を紹介して講師を派遣していただきました。

3. 全国学校栄養士協議会 神奈川県支部からのお問合せ

「調理講習会で、神奈川県の水産物や水産業のあらまし、神奈川の魚を使った料理について学びたい。

  • 県農業振興課を通じて水産課を紹介していただき、県水産技術センターから講師を派遣してもらいました。

その他についてのQ&A

ヘルプデスク活用事例

1. G市教育委員会栄養士さんからのお問合せ

神奈川県産のこんにゃく芋を使ったこんにゃくがある。『神奈川県でこんなものもとれるんだ』という発見や知識を持ってもらうためにも、保護者や子どもたちにもっと知らせたい。

  • 畑でこんにゃく芋の収穫から、こんにゃくの製造までの様子を取材。「季節のおすすめ かながわ産品♪」や給食会ホームページで紹介。

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